ブレンパワード4話感想

ブレンパワード4話「故郷の炎」感想です。

本当は6話までの感想を書きたかったのですが今週は時間があまりなく、ちょっと3話分まとめるのは辛いので4話の感想だけ投下しようかと思います。5話以降の感想はいつになるか分かりませんが多分6月以降になるのではないかと思います。6話までは観ましたが。

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4話は勇のルーツ(故郷)やカナン、そして典型的なリクレイマーとして描かれたのであろうケイディなどが目を引く回でした。全生命を収める力を持つ絶対者オルファンを守るリクレイマーとしてそれに反する者に対して排他的な言動を取るケイディと、オルファンで常にそう教えられ育った一方でそのことに反感を感じてオルファンを離反した勇。その反感を生み出す素地となったのであろう幼少期の故郷での生活。トマトを焼いたケイディを焼いてしまいたい。

 

オルファンやアンチボディがオーガニックとは言っても雑草を人力で処理するレベルの土や生命が非常に身近な環境で生きてきた者とでは生命に対する認識が変わってくるのだろうなと勇を見ながら感じました。オーガニックの意味が曖昧すぎて非常に危険なことを言っている気がしますが。人工の自然と人工の生命は本当に天然の自然や生命と同じものとして扱えるものなのか問題...ですかね?。ちょっとあまり下手なことは言わないほうがいい気もします。

土に囲まれて育った勇が人工的な環境とリクレイマーが不要な人類を排除するという考えに反感を覚え離反...。

最後は土に帰るのでしょうか(還るではなく)。

 

ちなみに

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太陽光パネルが農業に使用される様になったのはいつ頃からなのでしょう?私が田舎の畑等で頻繁に見るようになったのはここ2年くらいの話で、10年前だと見かけた記憶はほとんど無いのですが、確かにここにはある...。ブレンパワードは1998年ですか。うーん、あまりにも違和感がなさ過ぎてスルーしそうになりました。ちょうど今は発電量がピークといった感じでしょうかね。

 

アンチボディ

またこれですよ。アンチボディにはグランチャーとブレンパワード等プレートからリバイバルしたロボットに対して用いられる言葉だとは分かりましたがやはりそれだけではないようで、1,2,3話感想その1

にて

精神も肉体もグランチャーに合わせてアンチボディになることは辛いんだぞ」

「おふくろだって姉さんだってここにきてからはまるでオルファンのアンチボディじゃないか」

という台詞が混乱を招いたと書きましたがどうやらアンチボディにはそれ以外の意味もあるようですね。4話でもカナンとケイディの会話にて「グランチャーのパイロット=グランチャーの抗体(=antibody)」「オルファンのアンチボディ」といった表現が見られました。抗体という単語はこれ以前にも使用されている単語でantibodyは医学用語で抗体を指すようですから、....何だというのでしょうか。

今は分からないことが多すぎる上に17年前のアニメに一人で考察祭りを行っても時間を食うだけなので大雑把な認識に留めておきます。

 

小ネタ

後は気になった小ネタを箇条書き形式で投下していこうかと思います。

・"豚汁"という日本語を知らないナンガにポーク入りのベジタブルスープと説明する。こういうさりげない会話にニヤリとなってしまう

・カナンの脳内の生まれる以前の両親の口論の妄想。カナンは思い込み癖が激しい?

・カナンには翠から母の香りは感じられない。私にもマッドサイエンティストにしか見えない

・にも関わらず着物からは女の香り。思い込みか、直子や別の女性の気配か

・着物を「お母さん・姉・直子のものかな」と嬉しそうにはしゃぐ比瑪ちゃん可愛い。けど家族構成ピンポイントで突きすぎていて怖い。カナンと同様の何かを感じ取ったが故の言葉というやつ?

・ゲイブリッジを知っている勇に「知っているの?」と返す直子。データで知ったという勇のこの時点での認識は"司令"以外の何物でもなのだろうがおそらく直子は別の意味でギクリとしたのだろう

・皆さん視線は控えめにしましょう 

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ということで今回はさようならです。全くカナンの話ができていない!最後は箇条書きでぶち込んだのですが、やはり楽ですね箇条書きは。それなりにステ振りしなければ感想と鑑賞の両立は不可能な気がしますし話の続きも気になりますし、そうなると1話あたりの感想の労力を抑えたいという思いもありますから、次回以降も使うかもしれません。