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ブレンパワード17,18話感想

前回も前々回も記事更新の間隔の話をしているわりに今回もその話をしてしまうのですが、前回更新から既に10日以上が経過してしまっているわけです。まあここ最近はちとチャンスがなかったわけですけども、それにしたってあまりにも感覚と経過日数が合致せず慄いているわけです。そんな感じで書いているブレンパワード17話「カーテンの向こうで」と18話「愛の淵」感想です。

 

飛ばされた先で

勇が15話までかけてノヴィス・ノアに定着しつつあったというところに16話で久々も久々の新キャラクター ナッキィ・ガイズが投入されて緩和が一崩れ。それだけに終わるということはなく15話のジョナサンに続いて勇もどこかへ飛ばされてしまうこととなります。そしてその飛ばされた先には先に飛ばされたジョナサン・グレンの姿。いやー、最初17話観たとき何故ジョナサンがこんな場所でバロンズゥを振り回してるのか分からず困惑しました。一つ理由は私の記憶からジョナサンが飛ばされたという部分が抹消されてしまっていたということ。あまりにサクッと、サラッと飛ばされていたのですからもう許してくださいという感じです。もう一つは勇にとっても視聴者にとっても馴染みのある人物でありながら、勇にとっても視聴者にとっても謎でしかないこの異境の地に一人馴染んで喜々とバロンズゥで勇への攻撃を仕掛けているということ。しかも星形の仮面を被った怪しすぎる人物や高貴そうな物言いの少女まで現れて言い争うわで、分からないオンパレードですね!

 

バロン・マクシミリアン

さてその飛ばされた先でも16話に続いてまたまた新キャラクターと新メカ(?)が待ち受けているわけですが、真っ先にツッコみたいのはこのお方でしょう。そしてこのシーンです。

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「ジョナサンの根性はそこまで捻じ曲がっていたのか、死に際のブレンを相手に何の訓練だ!力あるものとたたかって見せろ、ジョナサァーン!」 

 本当にどこからツッコめばいいのか。絵面のシュールさは言うまでもなく一番笑ったのはこのイントネーションの癖、それも特に最後の「ジョナサーン!」の部分。せっかく特殊なプレートに巻き込まれて消息不明となったのですから死んだということはなかろうと思ってましたけど、こんな特殊な場面で気づいてしまうともう無理です(笑)。例のプレートがリバイバルしたものがグランチャー・バロンズゥということらしいですがこのバロン・マクシミリアン、しばらく見ない間に随分とオーガニックマシンに詳しくなられたご様子。

「ジョナサンめ、迂闊な攻撃は敵のアンチボディに力を与えてしまうという特性があることを、知らないのか!」

「オーガニックエナジーの発動が、このように現れる...!」

といったように。どう受け取っても多くのオーガニックマシンを間近で見てきた歴戦の戦士といったような口ぶりなんですけど、たかが1つのプレートのリバイバルでここまで分かるようになるものなのか怪しいと思われるので、そう装っているだけ説を推しておきます。

 

異境の地で

さて北の大地へとワープ(?)してきた勇とジョナサン、この地での彼らの行動・反応や境遇はどこか似たところがあります。鋭い洞察力と何かを悟ったような空気を持つネリーを前にして、尊敬できる存在であり何か合うところを感じるバロン・マクシミリアンを前にして、誰も自分達を知らない・何も伝わらない・それまでの自分を保証するものが一切なくなったこの地で彼らはいくつかの本音を語ります。ジョナサンはオルファンと伊佐未ファミリーについての話を、勇は比瑪の話などを、といった感じです。

 

私は、これはおそらく彼らが似ているが故に同じような行動をとったのだということではなく、人のかなり普遍的な性質なのだろうだと感じました。自他の境界を曖昧にしてしまうことや許容されないことへの恐怖、理解されないことへの恐怖、自分の弱みを出してしまうという恐怖がついて回るために、あるいは愛や恋心を素直に表に出していくということができないから、恥ずかしさから...理由は様々でしょうが、とにかく個人差はあれど人は人に自分の本音を晒すということはそうできない。しかしそれを吐き出したい、理解者が欲しい、共感が欲しいという心があるから、そういったしがらみの外でそれなりの相手と出会うことができれば話す事へのハードルも随分と低くなる。この2人の反応はそういった類のものでしょう。

 

特にネリーは聞き上手です。私もネリーのような洞察力と聞き力のある女性に「色々あったもの」って愚痴って「貴方も大変だったのね...」って慰められたい...。

 

そして勇がこの地で真っ先にした話が比瑪の話であったということから、比瑪が勇にとってのどのような存在であるかということを伺い知ることができます(まあ、丸1年覚えていた挙句唐突にキスしたり16話で俺の女だとか言っちゃったりしてるのですが)。だからネリーは「大切な人なんだ」と言うのですが勇はその話をしておきながら一度は「そんな人は俺にはいない」とまで言う。しかしネリーは「そう思い込もうとしているだけでしょう?」と理解者のスタンスをとり、彼の心を正面から認識させてゆく...。そういった意味では、とても都合の良い存在と言えるでしょうか。

 

新しい力

勇とジョナサンは理解者と出会い、自分の心を晒し、そしてともにその理解者たちから新しいオーガニックマシン、バロン・マクシミリアンのバロンズゥとネリー・キムのネリーブレンを託されることとなります。

バロンズゥはグランチャー・バロンズゥという名を与えられており風貌も通常のグランチャーとは随分異なっている分かりやすいパワーアップマシン(?)。従来のアンチボディと異なりコックピット内がオールビューモニターっぽくなっていたり色々と新しい。

 

対するネリーブレンはそれほど変わった様子も見られないのですが、バロンズゥと渡り合っているところやこれまたコックピット内がオールビューになっている点から、ブレンパワード・〇〇とでも呼んで差し支えないバロンズゥの対となるような存在なのでしょう。見た目的には分かりにくいですがこちらもやはりパワーアップマシン。しかし勇ブレンとの融合と再リバイバルは互いに破損してしまった身体を補い合うものですから、分かりやすいけどこれはパワーアップの要因ではない。個人的には臓器移植とかに近いものかなーと感じました。オーガニック的なものの可能性ですね...。良い...。

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追記

この地での勇とジョナサンについて、セットでメモしてたのですが放出し忘れてました。

ブレンの言葉が分かるようになったと言う勇と、「力づくではなく、なだめすかすことも覚えれば、こういうこともできる!」とバロンズゥでネリーを圧倒してみせたジョナサン。2人はこの地で、アンチボディの扱い方や関わり方も新たに学んだのですね。